バリューは何が違う?ドコモ光電話のサービス内容まとめ

ドコモ光電話についてまとめ記事です。サービスを分かりやすく解説します。

ドコモ光電話とは

ドコモ光に、550円追加で加入できる固定電話サービスです。既に他社で使っていても、条件はありますが、番号や電話機を変えずに、そのまま移行する事も可能です。

ドコモ光(ネット)を使わないと加入できませんが、その分、一般的な固定電話単体と比較すると安く利用できるため、必要ならネットと合わせて検討しましょう。

他社サービス名月額(税込み)
NTT一般加入電話1,595~1,870円
J:comフォン1,463円
ホームプラス電話1,463円

NTTの一般加入電話は月額1,870円ですが、光電話なら550円と大きな月額差があります。使うのであれば上手に安く使いましょう。

加入しないという選択肢もある

固定電話の加入数は年々、減少傾向です。理由は、携帯プランの通話し放題が当たり前となった事や、インターネットの普及により、FAXを使わずともスマホやPCで簡単に書類データが送れるようになった事です。

固定電話=信用性という考えもありますが、今の時代その考えも薄れてきています。

管理人からのメッセージとして最初にお伝えしたいのは、固定電話を使わない・解約してしまうという選択肢もあるという事です。必要と感じるかはあなた次第なので、ぜひ検討してみてください。

通話料金

NTTエリアが東か西で料金が変動します。

携帯だと、30秒22円が相場ですが、ドコモ光電話の通話料の方が安くなります。

オプション

追加料金を払えば、オプションサービスを利用できるようになります。内容は以下の通り。

サービス内容に関しては、ドコモ公式サイトがとても分かりやすいのでリンクを張っておきます。

ドコモ公式サイト 「光電話オプション概要

経験で言うと、発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)・ナンバーリクエストに加入してる方が多かったです。

使ってないのに、訳も分からずオプション入ってる方の方が多かったですが!

ドコモ光電話バリュー

以下のオプションをセットで+1,000円にでき、 480円分の無料通話が付く光電話プランです。

  • 通話中着信 330円
  • 転送電話 550円
  • 発信者番号表示 440円
  • ナンバー・リクエスト 220円
  • 迷惑電話ストップサービス 220円
  • 着信お知らせサービス 110円

合計1,870円→1,100円。固定電話の基本料金550円と合わせると、合計1,650円となります。

発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)だけで良いなら、基本料金500円+オプション400円、合計900円なので無理にバリューにする必要もないです。

番号について

ドコモ光電話は、どんな固定電話番号になるのかを解説します。

  • 新番発行
  • 番号継続

番号の取得方法は、このどちらかです。

共通ルール

電話番号の頭は必ず意味が存在しており、携帯だと090や080ですが、固定電話の場合は必ず市外局番となり、住んでる地域を示す番号になります。

・東京は、 03 / 042 / 049 から始まる番号

・大坂は、 06 / 072 から始まる番号

…など、気になる方は「市外局番 (住む地域)」などで検索してみてください。

新番発行

受付時に、3つほど候補の番号を提示されるので、そのどれかから選びます。

※777などの特殊な指定はできませんが、7だけを避けたい程度なら要望を言える様です。

ぞろ目などの番号を指定したい場合は、ドコモ光電話発番では不可なので、利用したい番号の加入権を取得してから、その番号継続の手続きであればできなくもないです。 手間と費用が大きく掛かるので聞いたことはないですが。

番号継続

条件に当てはまれば、他社の固定電話でも番号そのまま移行することが可能です。

継続可能なパターン

フレッツ光の光電話。もしくはドコモ光と同じフレッツ光コラボであれば設備が変わらない為番号は継続可能です。転用・事業者変更の受付となります。

フレッツ光の光電話でない場合、その番号の発番元がNTTであれば電話加入権も同時に取得している為、基本的には番号継続が可能です。

例外もあるので、受付時に番号継続ができるか確認しましょう

継続不可のパターン

この場合は、電話番号を継続できません。

  • 固定電話をなくす
  • 新番にして、固定電話番号を変更する
  • 固定電話だけ契約を残す

などの選択肢があります。ドコモでまとめれないのであれば、トータル通信費は基本的に高くなります。あなたにとって固定電話番号の重要性を考慮して、自分が一番納得できる方法を選びましょう。

電話機の設置場所

ドコモ光電話は、ネットのオプションなので、ネット用のNTT機器から電話線で固定電話と接続します。

既に別会社の固定電話を利用中の方は、電話の設置場所が変わるかもしれないので、注意しましょう。

初期費用・解約金

  • 契約手数料:ドコモ光と同時申込みで無料(光電話のみ後から加入の場合2,200円)
  • 番号手数料:新番1,100円・継続3,300円

ドコモからの請求はこの2点ですが、番号継続する場合NTT東日本もしくはNTT西日本から番号休止料2,200円が必要となる場合もあります。

人によって料金が変動するので、受付時に確認しておきましょう。

電話機

既に使っている物があれば、そのまま利用可能です。持っていなければ家電量販店やネット通販で好みのものを購入しましょう。

解約金

ドコモ光電話は、解約金不要です ※ドコモ光(ネット)の解約金は別途必要

実例の紹介

この記事では、考え方のベースを伝えたいので、工事費無料などの特典やドコモスマホセット割などは考慮していません。

新規で加入する場合

 初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料 マンション16,500円・戸建て19,800円
  • 光電話加入手数料     0円
  • 新番発行料      1,100円
  • 固定電話機器代 (自分で購入)
一番シンプルな形です。固定電話機は自分で準備する必要があるので注意です。

固定電話だけ既に使っている場合

 初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料 マンション16,500円・戸建て19,800円
  • 光電話加入手数料     0円
  • 番号継続料      3,300円
  • NTT加入権休止    2,0200円〜
  • 固定電話機器代   今使ってる物
NTT発番であれば、今NTTの固定電話でなくても継続して利用できます。

他社でネットと固定電話を使っている場合

 初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料 マンション16,500円・戸建て19,800円
  • 光電話加入手数料     0円
  • 番号継続料      3,300円
  • NTT加入権休止    2,200円〜
  • 固定電話機器代   今使ってる物
  • 他社ネット解約金    要確認
他社のネット設備からでも、固定電話と合わせて乗換え可能です。番号継続のルールは同じで、NTT発番であれば今どこの固定電話であろうと継続可能です。

フレッツ光から転用する場合

 初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料      0円
  • 光電話加入手数料     0円
  • 番号継続料        0円
  • NTT加入権休止      0円
  • 固定電話機器代   今使ってる物
  • フレッツ解約金      0円
設備が全く変わらないので、当然ながら工事も不要ですし、固定電話もなにも変わらず継続可能です。

Softbank光(コラボ光)から事業者変更する場合

 初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料      0円
  • 光電話加入手数料     0円
  • 番号継続料       0円
  • NTT加入権休止     0円
  • 固定電話機器代   今使ってる物
  • ソフトバンク光解約金  要確認
  • 承諾番号発行料   (3,300円)

解約金は2年契約で10,450円、5年なら16,500円ですが、契約によって違うので確認が必要です。

コラボ光も、設備は結局フレッツ光なので何も変わりません。番号も継続して使えます。

ただ、NTT設備ではなく、固定電話だけソフトバンク独自サービス契約をしてしまっている方などもるので、その場合はNTT発番でないと継続できません。

まとめ

ドコモ光で固定電話を利用する場合のイメージはできましたか?

まずは固定電話が必要かどうかを判断して、使うのであれば初期費用や番号が継続できるのかなどをしっかり把握し、うまくネットとセットで利用できればと思います。

ドコモ光まとめはコチラ

ドコモ光に加入するのであれば、電話以外にも知っておくべき事がたくさんあります。ぜひまとめ記事を参考にしてみてください。

あなたが満足できるネット選びが成功する事を願います。