【ドコモ光電話】番号継続できる?ポータビリティー可能かの判別方法

固定電話を利用している方であれば、ドコモ光電話に番号継続(番号ポータビリティ)できるのか気になるポイントですよね。

この記事を読めば、 番号継続できるかどうかが分かるようになります。

通信業界10年以上、ドコモ光の元販売員でスタッフ研修担当をしていた私が解説します。

結論、継続可能なのは4パターン

  1. フレッツ光電話を利用中
  2. コラボ光電話を利用中
  3. NTT一般加入電話を利用中
  4. NTT発番の他社電話を利用中

それぞれの注意点など、順番に解説していきます。

①フレッツ光利用中

設備が全く変わらず転用が可能なので、 番号継続利用が可能 です。

請求がドコモからになるだけのイメージです。

②コラボ光電話利用中

フレッツ設備は全く変わらず事業者変更が可能なので、  番号継続利用が可能  です。

ドコモ光同様にフレッツ光設備を利用しているコラボ光であれば同様です。

コラボ光一覧

ここに表示されておらず、あまり聞かない○○光を契約している方もいると思います。

自宅に設置してあるネット機器にNTTのマークがあればコラボ光なので確認してみてください。

コラボ独自電話に注意

固定電話サービスに種類がある会社の場合は注意が必要です。

特にSoftBankは固定電話サービスを4種類あるので確認が必要です。

サービス名設備継続
SoftBank光電話(N)フレッツ光電話
ホワイト光電話
おうち電話
BBフォン
独自
(NTT発番なら可能)

設備がフレッツ光電話の場合は、光電話(N)というサービス名となり継続可能です。

それ以外の場合は、番号の発番がNTTであれば基本的には可能となります。(※④NTT発番の他社電話で解説)

③NTT加入電話

ネットに関連の無い電話のみをNTTから加入している場合は、ドコモ光電話(NTTフレッツ光電話)に 番号継続が可能 となります。

加入電話からの番ポ注意点

番号継続とは別ですが、この場合の注意点を補足しておきます。

設置機器が増えます

接続が、家の壁にあるNTT電話線の差込口から、ネット用の機器に変わります。

NTTのネット機器の設置場所次第で、電話機の置き場所が変わる可能性もあるので把握しておきましょう。

初期費用が必要

番号継続は可能ですが、アナログ回線からIP回線への移行となる為、初期費用が必要です。

費用名請求先金額
番号手数料ドコモ3,000円
番号休止料NTT東西2,000円

合計5,000円必要になる想定をしておきましょう。

月額は安くなる

初期費用などは必要ですが、その分月額がすくなるというのが大きなメリットです。

年間1万円以上お得になるので、固定電話の利用があるなら合わせて検討したいですね。

④NTT発番の他社電話

他社利用でも、 固定電話番号の発番がNTTであれば継続可能です。

NTT発番であれば、電話加入権というものがあり、他社へも番号移行が可能となります。

ドコモ光受付の際に、加入権の認証が取れないと申込み完了しないので、ややこしければ申込みしてみれば継続可能かは判別できます。

番号継続できない場合

番号ポーダビリティ(番号継続)できる4パターンに当てはまらない場合は、番号継続が難しいです。

  • 番号の発番がNTT以外で発番している
  • 設備がNTTフレッツ光電話ではない

具体的にはこの2点に当てはまる場合は継続が難しいため、ドコモ光電話の利用には新番での利用となります。

固定電話を無くす選択肢もある

携帯電話の普及により、固定電話の価値も変わりつつあります。

携帯で通話し放題プランが安く使える、FAXもパソコンやスマホでデータ化して送付できてしまう様になり、固定電話の必要性は低くなってきました。

昔は固定電話が1つのステータスとなり、信頼の意味がある時代もありましたが、今そうではありません。

思い切って固定電話を無くすという選択肢もあっていいと思います。

必要・不要は人それぞれです。

あなたが一番満足する選択肢を選べるための情報をお伝えできれば幸いです。