
国内の光回線において、700万回線の契約実績を誇るドコモ光。GMOはそのドコモ光のプロバイダとして人気を集めています。
今回ご紹介する「GMOとくとくBB光10ギガ」は、ドコモ光回線と内容がほぼ同じなのに月額が安いのが特徴です。
すでにコラボ光を契約中なら、「事業者変更」制度を活用すれば工事不要で乗換えられます。

とはいっても、実際に事業者変更とは何をすれば良いか分かりずらいですよね。
なのでこの記事では、元NTT光コラボ販売員かつ研修担当もしていた私が、GMOとくとくBB光10ギガへ事業者変更をする方法を詳しく解説します。

- キャッシュバック70,000円※
- 他社解約違約金最大60,000円まで負担
- 契約から最大6ヶ月まで月額料金0円
- 10ギガ対応ルーターが月390円でレンタル可
※「GMOとくとくBB光10ギガ」公式限定リンクの特典。通常は25,000円キャッシュバック
※申込画面でサイト限定優待コード「XQVT」の入力必須
※受取には申請必要で難しいので要注意!
目次
GMOとくとくBB光10ギガへの事業者変更の流れ


手続きとプロバイダ設定がメインになります。
目次リンクはあとで見返すときにご活用ください。すべきことを順番にまとめています!
①GMOとくとくBB光10ギガ サービス詳細

まずはGMOとくとくBB光10ギガのサービス内容を知りましょう。変更してお得になるのか判断する必要があります。
とはいえ利用しているのは同じNTTフレッツ光回線。変更しても基本、サービス内容に大きな差が出るわけではありません。

事前に把握しておきたい項目は画像のとおり5つです。
それぞれ解説します。

「ほぼ同じ商品なのに、GMOの一括管理にするだけで安くなるかもしれない」といった内容です。
それを踏まえ細かい部分を確認していきましょう!
1.GMOとくとくBB光10ギガ 月額料金

GMOとくとくBB光10ギガの月額は5,940円で、プロバイダ料も含まれています。マンションと戸建て、料金は一律です。
大手光コラボと比較しても安いですが、格安系とまでは行かない月額。

その分キャッシュバック等の特典を持っているので、総合的に見て魅力的か考えてみて下さい。
2. GMOとくとくBB光10ギガ 初期費用

工事がないため工事費は不要ですが、下記3つが原則必要になります。
- 事業者変更承諾番号発行料
- 解約金
- GMOとくとくBB光10ギガ 事務手数料
事業者変更承諾番号の発行手数料は、多くの光コラボ会社で3,300円に設定されています。
ただ不思議なことに、手数料は光コラボが独自に決めて良いことになっています。

手順②で漏れなく契約内容を確認しましょう。
契約中の光コラボで新規工事費の分割払いが終わっていない場合、事業者変更と同時に残りの金額を一括で支払う必要があります。
特に「工事費実質無料」の特典で契約した方は要注意です。この特典は、期間の最後まで利用しないと割引が適用されません。
途中で乗り換えると残りの工事費全額が請求されることがほとんどです。

3. GMOとくとくBB光10ギガ プロバイダ

事業者変更すれば、プロバイダがGMOに切り替わります。(※ドコモ光の契約者で、GMOを利用しているなら継続)ただ速度が変わる可能性も。
しかしGMOは、高速通信方式IPv6「v6プラス」がサービスに含まれます。(IPoE/IPv4 over IPv6)

問題なく高速通信が利用できると考えて良いでしょう。
インターネットという商品の性質上、速度に絶対はありません。遅くなる可能性も考慮すべきです。
リスクとして理解しておきましょう。

もし速度が遅くなったとしても解約金は0円なので、また別の光コラボに変更することも可能です。
※原則短期解約は非推奨
4.GMOとくとくBB光10ギガ 解約ルール

GMOとくとくBB光10ギガは、契約期間の縛りがなく解約金0円です。

また乗換えたり、引越しなどで解約になったりしてもリスクを抑えられます。

GMOから他社へ事業者変更する場合、承諾番号発行手数料は無料です。


GMOとくとくBB光10ギガを解約した場合、利用期間にかかわらず特典のレンタルルーターは返却しなくてはなりません。
解約月の翌月20日までルーター未返却の状態なら、22,000円の補償金が必要です。

知らずに処分することが無いよう気をつけてください!
5.GMOとくとくBB光10ギガ 問い合わせ先

GMOとくとくBB光10ギガへ変更すれば、基本的に問い合わせ先はGMOお客さまセンターになります。
ドコモなど大手のようにショップは無いので、店頭でのサポートは受けられません。

GMOとくとくBB光10ギガ まとめ

画像はBBexcite光10Gから事業者変更した場合のイメージです。
GMOとくとくBB光10ギガの事務手数料3,300円のみで変更できます。
加えて特典適用で月額の節約も可能です。
- キャッシュバック70,000円
- 他社解約違約金最大60,000円まで負担
- 契約から最大6ヶ月まで月額料金0円

お得か判断するために、次のステップで契約内容を確認していきましょう!
②利用中の光コラボ 契約確認

GMOとくとくBB光10ギガのサービスが分かれば、今度は利用中の光コラボについて契約内容を確認しましょう。
- 変更してお得になるのか
- オプション内容
具体的な内容は次のとおりです。
- 月額料金
- 契約中オプション
- 解約金と更新月
- 工事費残債の有無
- IPv6サービスの利用
最低限、上記の項目を確認することをおすすめします。
手順⑦のプロバイダ設定時に、利用中の光コラボでIPv6の契約の有無が関わってきます。
- IPv6の利用があるか?(IPv4 over IPv6)
- もし解約したらいつ廃止か?
この2つはオペレーターに聞いておきましょう。

廃止タイミングの回答は正確な日時ではなく、およその目安になるかと思います。
ひとまず聞いておきましょう。


・事業者変更を検討している
と伝えれば教えてくれます。
その際「月額料金を下げるから解約しないで⋯!」と言われるかも。
提案に納得できれば承諾してもOK!ただし条件はしっかり確認してください!
【注意】オプションに加入している場合
※契約内容の確認でオプション契約があった場合は注意が必要です
オプション契約している場合、サービス内容は原則そのまま継続できます。光電話の番号も変わりません。
変更点としては、管理がGMO一括となります。

一つにまとまるので、管理しやすくなったとも言えます。
- ひかり電話オフィス
- 24時間出張オプション
など一般的には利用する機会が少ないですが、上記以外にもオプションは数多く存在します。
一部オプションは、GMOで継続できてもNTTからの請求のまま、または使えなくなるものもあります。

・引き継ぎが可能か?
・GMO一括管理となるのか?
もし加入していれば上記について確認が必要です。

NTT公式サイトで対応オプションの詳細は確認可能です。
オプション利用が多い場合は、継続できるかの指標にもなるので確認しておきましょう。

継続不可能なオプションで代表的なのはWi-Fiルーターです。光コラボのオプションとして提供されているからです。
継続して利用できるのは、原則NTTフレッツ光系のサービスのみだと把握しておきましょう。

契約内容の確認の際に、不要なオプションに加入しているなら解約しましょう。

不明点は事前に確認

現在の契約状況で不明な点がでたら、事前に確認しておくと良いでしょう。
「GMOとくとくBB光10ギガに変更したらどうなるのか?」とオペレーターに聞けば問題ありません。

しかしオプションが絡む場合は、事前に確認した方が安心!
特に下記以外のオプションがあれば確認をおすすめします。
・ひかり電話
・フレッツテレビ
③事業者変更承諾番号を発行

事業者変更承諾番号は、フレッツ光を継続利用するための“引き継ぎ番号”のようなものです。
契約内容を確認し、GMOとくとくBB光10ギガに変更して問題ないと判断できれば番号を発行しましょう。
発行手数料という名目ですが、基本的に新しい光コラボへの手続きをしないと請求されません。
解約が完了したら初めて請求される手数料です。

聞いたことのないマイナーな光コラボの場合、発行するだけで手数料を取られることもあります。
念のため請求されるタイミングを確認しましょう。

NTTの情報開示許諾も解説しています。
④GMOとくとくBB光10ギガ 申込み
※このステップで申込みになります。ただ最後まで記事を読んで、流れを確認してから申込むことをおすすめします。


XQVT

加入するなら限定コード「XQVT」を入力しないとキャッシュバック増額されません!
忘れず入力するようにしてください。
切替日はなるべく月末付近に

GMOとくとくBB光10ギガの初月は日割りです。一方で利用中のコラボ光は、月末までの満額請求が基本です。
できるだけ月末に切替日を設定したほうが、契約期間が重ならないのでお得になります。

誤って月初に切替日を設定しないよう注意!
解約金キャッシュバック申込み

他社解約金が発生する場合、最大60,000円までキャッシュバックを受け取れる特典を開催中です。(2025年9月)
ただし受け取りには申請が必要です。

GMOとくとくBB光10ギガの申込み完了後にメールが送られてきます。
メールはGMOから新たに付与される「◯◯@◯◯.gmobb.jp」のアドレスに届きます。
メール内に特典申請用のURLが載っているため、URLから申請を行いましょう。
- 解約違約金明細の写真を提出
(開通月を1ヶ月目として、3ヶ月目の末日まで) - 開通月を1ヶ月目として、11ヶ月目に届く「申請用メール」にて申請
(メールの送信日から翌月の末日までに申請が必要)
(GMOから付与されるアドレスに届くので確認できる状態にしておく)
- 証明書は他社が発行したものであること
- 他社サービス名が分かるもの
- 契約者の苗字が一致すること
- キャッシュバック受取りまで契約を継続し、利用中であること
主な注意点は上記のとおりです。詳細は公式サイトで確認しておきましょう。
公式:GMOとくとくBB光10ギガ【限定キャッシュバック増額リンク】

完了までの期間が長く「受け取らせる気がないのでは⋯?」と思うほど。
GMOのこういう点が好きになれませんが、もし受け取るなら申請タイミングを忘れることなく実行しましょう!
⑤無線ルーターの準備

GMOとくとくBB光10ギガを利用するには、高速通信IPv6「v6プラス」に対応したルーターが必要です。
- 特典の390円ルーターレンタル
- NTT550円レンタル
- 好みのルーターを購入
上記いずれかの方法でルーターを準備しましょう。
特典の10G対応ルーターレンタル

レンタルで提供されるルーターは次のとおりです。
- BUFFALO WXR-5700AX7S
- IO-DATA WN-7T94XR
選べませんがどちらかを利用できます。

ただし10ギガLANポートがありません。
有線で10ギガLANポートを使いたいなら、次で紹介する「NTTレンタル」か「購入」の検討を。
NTTの10Gルーターレンタル

月額550円でNTTのルーターをレンタルできます。
初期費用を抑えつつ、有線で10ギガLANポートを使用するならこちらが候補となるでしょう。
こだわるなら購入を
上記にて10ギガ対応ルーターの選び方を解説しています。購入を考えているなら好みのルーターを見つけてみてください。

「GMOとくとくBB光10ギガを使い続けたい!」と感じたらルーターを買って、レンタルを解約するのも手です。
⑥切替日と自動解約

申込時に提示されていた切替日になると、自動でGMOとくとくBB光10ギガに変更されます。
当日は何もしないので切り替わったか不安になるかもしれませんが、事業者変更の手続きに問題ありません。
原則、事業者変更と同時に旧光コラボは自動で解約されます。
ただし旧光コラボにおいて、一部の独自オプションが残ってしまう場合もあります。不要であれば解約しましょう。

独自オプションが残ることはほぼ考えられませんが、念のため。
⑦GMOプロバイダ設定

切替日から時間が経つと旧プロバイダが利用できなくなり、ネットに繋がらなくなります。
この状態になれば、新たにGMOのプロバイダを設定しましょう。
基本的には通信速度が速いIPv6「v6プラス」での設定です。

それが正常なのでご心配は不要ですが、基本的には旧コラボが使える間はGMOで設定できないので使えなくなるまで待ちましょう。
IPv6「v6プラス」設定方法
- NTT機器とWi-Fiルーターを接続する
- 約30分で自動的に設定完了
基本的にルーターを接続して電源を入れれば、IPv6で設定できます。(IPoE IPv4 over IPv6)
ただし旧光コラボで、IPv6サービスを利用しているなら注意が必要です。(多くの方が使っているはず)

GMOとくとくBB光10ギガへの切替日になっても、しばらく旧コラボ光のIPv6が続きます。GMOのIPv6が取得できません。
旧コラボ光でIPv6を利用していれば「ネットが使えなくなったらGMO対応のルーターを接続する」といった方法が簡単です。
- 切替日になっても特に何もしない
- ネットが使えなくなる(旧コラボ光のIPv6が廃止された)
- GMO対応のルーターを接続
- 約30分でGMOのIPv6で自動設定が完了
上記の手順でGMOのIPv6が利用可能になります。

今持ってるルーターをそのまま使う方は、ルーターの再起動しないと反映しないときもあるので試してみて下さい。
「使えないと困る!」という方は、IPv4設定で対応しましょう。
GMO IPv4設定

公式サイトの「フレッツ光(PPPoE接続)」の項目を参考に設定しましょう。
- 接続ID
- 接続パスワード
GMOから届く会員証に上記が記載されています。入力して初期認証すれば設定可能です。

ルーターが新しくなったらWi-Fi設定も

Wi-Fiを利用する場合は、スマホやゲーム機など受信したい端末でWi-Fi設定を行いましょう。
以下の手順で項目を選べば、新しいルーターのSSIDが表示されます。
- 設定
- Wi-Fi

>Wi-Fi設定方法
⑧【難易度高め】キャンペーン申請

- キャッシュバック70,000円
- 解約金最大60,000円キャッシュバック
上記キャッシュバックは申請が必要です。(2025年9月)

- 解約違約金明細を提出※乗換えの方
(開通月を1ヶ月目として3ヵ月目の末日まで) - 開通月から11ヶ月目に届く「申請用メール」にて申請※全員
(メール送信日から翌月の末日までに申請必須)
(GMOから付与される◯◯@◯◯gmobb.jpのアドレスに送られるので、確認できる状態にしておく)

カレンダーにメモするなどして、どうにか忘れない工夫をしてください!
GMOとくとくBB光10ギガ 申込み完了

ここまで進めれば申込み完了です。
キャッシュバックの受け取り方法は高難易度で言葉が出ません。しかしサービス自体はシンプルです。
月額を安くしたい、かつ特典を受け取る自信がある方は変更してみてください。
GMOとくとくBB光10ギガはコチラ


ただし下記に該当する方は変更の難易度が上がるのでよく検討を。
・オプションがある
・キャッシュバック特典を受け取りたい
申込む場合は、画面でサイト限定特典コード「XQVT」の入力をお忘れなく!