【ドコモ光の最速法】速度を最大化する要因は3つ!おすすめプロバイダーはGMO

同じドコモ光でも、実は人によって速度に違いがあります。加入した後に速度のことで後悔しないためにも、事前に速度に関するポイントを知っておきましょう。

この記事を読めば、 ドコモ光加入時に速度に関する最善の選択ができるようになります。

ドコモ光の元販売員で、スタッフ研修担当をしていた私が解説します。

結論やることは3つ

  • フレッツ光設備を確認
  • 速いプロバイダーを選ぶ
  • 高性能の無線ルーターを選ぶ

これらのポイントを押さえれば、ドコモ光の速度を最大化する事が可能です。

①フレッツ光の設備を確認

ドコモ光の設備であるフレッツ光には、物件によって最大速度に違いがあり、100M・1G・10Gの3段階に分かれます。

ドコモ光速度に最も影響がある要素なので必ず確認するようにしましょう。

注意すべきなのは、物件設備に依存しており 自分の希望通りの速度を選ぶ事ができない という事です。

あなたの物件がどの速度設備なのかは、フレッツ光のエリア検索をするか、申込前にオペレーターへ質問する事で確認可能です。

ドコモ光が使えるかどうかだけで、詳細速度までは伝えてくれない場合も多いので自分自身で把握するのがおススメです。

▼エリア検索リンク

NTT西日本の場合、10Gとサイトが分かれます。NTT東日本は同時に検索可能です。

▼検索方法の参考記事

10Gは速すぎてまだ時代がついてきていない

2020年3月から開始した超高速ネットドコモ光10G(10,000M)ですが、現状10Gでなければ困る事が世間にありません。

速いに越したことはないですが、YouTubeやネット検索は実測値で10Mあれば問題なく利用可能なので、強いこだわりが無い限りは1Gで十分と言えます。

そもそも10Gは一部エリアしか対応していない

マンションは非対応となっており、かつ対応エリアが絞られます。

NTT東日本10G対応エリア

東京都大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区・目黒区・中野区・品川区・北区・江東区・渋谷区・新宿区・文京区・豊島区・墨田区・狛江市・調布市・三鷹市の一部

NTT西日本10G対応エリア

大阪府大阪市・愛知県名古屋市

設備が違うので月額も上がる

10Gに関しては、フレッツでの元から設備から違いが出ます。また対応ルーターレンタル500円も必要となるのでドコモ光通常プランより+1,600円の差額が出ます。

プラン月額
ドコモ光(戸建て)5,720円(税抜5,200円)
ドコモ光(戸建て)10G+10G対応ルーター7,480円(税抜6,800円)

Wi-Fiの最大受信を見ても必要ないと分かる

最新のiPhone11でもWi-Fiの最大受信規格は1,200Mとなり、10G(10,000M)にしたところでWi-Fiで十分に活用できるわけではありません。

パソコンや、ゲーム機なども同じで10G規格に対応している商品自体はまだ少ない状態です。

選ぶべき速度は1G

  • フレッツ光ネクストギガ○○
  • フレッツ光ネクスト○○ギガ
  • フレッツ光クロス
  • フレッツ光ネクストハイスピード隼(NTT西日本)

エリア検索で、フレッツ設備にギガ・クロス・隼の単語が入っている場合は、1Gに対応しているという事になります。

ドコモ光の通常料金プランで利用でき、かつ速度も期待できる設備なので一番うれしい結果となります。

他社の1Gサービスも導入してた場合は?

NURO光・auひかりなど、フレッツ光同様に1G以上の速度を提供している会社もあり、特に戸建てなどはどちらの設備も利用できる場合があります。

その場合は、NURO光・auひかりなどの他社ネットの方が速くなる可能性は高いです。

100Mだった時の考え方

100Mが遅いという訳ではありません。固定回線である以上ある程度、安定したネット環境は十分に利用可能です。実測値で約10~30Mは出ると想定して良いでしょう。

ただ、家庭用ゲーム機でオンラインゲームや高画質動画など、重たいデータを頻繁に使う場合や、5人家族などで接続台数が多いなどの用途が想定される場合は、他の固定回線を検討するのも選択肢です。

▼用途別に必要な実測値目安

100M以上出るモバイルルーターもありますが、それなら固定回線のドコモ光100Mの方が安定するので、固定回線でドコモ光より速いものが候補となります。

ちなみに私は、100Mの固定回線を使ってますが、何の不自由もありません。
・YouTube
・ネット検索
・サイト更新
・スマホゲーム
・リモートビデオ会議
などの用途で、ipad・スマホ・パソコン合計3台ほど同時利用をしています。

結論、フレッツ設備は1Gなら問題ない

車のように常に100kmの速度で走れないのと同じで、ドコモ光も必ずしも速いと言う訳ではありませんが、1G設備であれば安心感のあるネットと言えます。

ただ、利用用途にしだいで速度不満を感じる可能性もあるので、特に100M設備の際は目安を把握しておきましょう。

②速いプロバイダーを選ぶ

ドコモ光の提携プロバイダーは24社あますが、選ぶプロバイダーによって速度に違いがあります。

フレッツ回線には通信方式が2つある

結論、 速いIPoE方式が使えるプロバイダーを選びましょう(正確にはIPoE IPv4 over IPv6)

IPoE対応のプロバイダー

IPoE対応プロバイダー申込み
ドコモnet〇自動適用
plala〇自動適用
GMOとくとくBB〇自動適用
@nifty〇自動適用
DTI×必要
BIGLOBE〇自動適用
andline×必要
hi-ho×必要
BBexcite×必要
IC-NET×必要
OCN×必要
引用元 https://www.nttdocomo.co.jp/

プロバイダーにとっては、IPoE方式に対応させるには別途申し込みをしなければ利用できない仕様となっています。そのため、 自動適応できるプロバイダーがおススメです

@NiftyはIPoE方式も通信制限対象

[引用]2020年4月10日より、IPv6アドレスにてインターネット接続されている場合も通信速度制御の対象となります。

・v6プラス

・IPv6接続オプション

https://support.nifty.com/support/information/network.htm

大量に使う人だけしか制限しませんという事ですが、そもそも制限の無いプロバイダーを選ぶ方が良いかなと思います。

対応機器に注意

高速通信のIPoE対応をしていて、自動適応されるプロバイダーの対応機器を記載しています。

プロバイダー対応機器
ドコモnetドコモ光ルーター 01
plala・ドコモ光のプロバイダサービスにて提供するWi-Fiルーター
(ご契約期間中は無償レンタル)
・「OCNバーチャルコネクト」対応のドコモ光電話対応ルーター
GMOとくとくBB・ドコモ光のプロバイダサービスにて提供するWi-Fiルーター
(ご契約期間中は無償レンタル)
・「v6プラス」対応のドコモ光電話対応ルーター(ひかり電話対応機器)
・ドコモ光ルーター 01
「v6プラス」対応ルーター
BIGLOBE・ドコモ光のプロバイダサービスにて提供するWi-Fiルーター
(ご契約期間中は無償レンタル)
・IPv4 over IPv6対応のドコモ光電話対応ルーター(ひかり電話対応機器)
・ドコモ光ルーター 01
・プロバイダがオプション提供するWi-Fiルーター
引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/

GMOに関しては唯一、市販の物でも対応を提示してくれていますが、最も現実的な選択肢としては、プロバイダーからのレンタルした無線ルーターを利用してください。ということが記載しています。

無線ルーターは次に解説する、速度の重要ポイントの1つ!
各プロバイダーのレンタル品も含めて解説します。

③高性能ルーターを選ぶ

どれだけ速度が良い回線を使っても、Wi-Fiルーターの品質が低いと

  • ネットが安定しない
  • 特定の部屋だけWi-Fiが届かない

のような現象が起こる原因となるので、無線ルーターは速度に重要なポイントとなります。

ルーター型番の数字が、最大出力数

速いルーターの判別方法として目安になるのがルーター型番号です。 数字が高いほどWi-Fi速度が速いと捉えましょう。

仮に「BBR-1166」と「BBR-1750」であれば、「BBR-1750」の方が速いと考えましょう。

プロバイダー提供のルーター

無線ルーターの無料レンタルができるプロバイダーをピックアップしました。(速いIPoE対応で、自動適応のプロバイダーのみ)

プロバイダールーター型番号Wi-Fi最大速度
plalaAterm WG1200HS3867
GMOとくとくBBWSR-2533DHP3
Aterm WG2600HS
WRC-2533GST2
1733
BIGLOBEAterm WG1200HS3867

GMOが唯一、Wi-Fiで1G(1,000M)を超えるスペックを出しており、圧倒的に高性能です。

結論、プロバイダーはGMOが良い

  • 高速通信のIPoE接続に対応している
  • IPoEが自動適応がきる
  • 無線ルーターが高性能

これらの要素からドコモ光速度を考えると、プロバイダーをGMOにして無線ルーターを無料レンタルがすると良いでしょう。

まとめ

  • ドコモ光速度はフレッツ設備に依存する
  • プロバイダーで速い接続方式が選べる
  • 無線ルーター性能でネットの安定度が変わる

これらをお伝えしました。

フレッツ設備はどうしようもない部分ですが、プロバイダーと無線ルーターに関しては知っているだけで最善の選択ができる部分です。

速度とコスパを考えると、ドコモ光プロバイダーはGMOにして高性能ルーターを無料レンタルするのが一番おすすめです。

ドコモ光の参考記事