【分かりやすく解説】ドコモ光テレビオプションの知るべき4項目

ドコモ光が提供する、戸建てのテレビ設備サービス「ドコモ光テレビオプション

  • どんなチャンネルが見れるのか?
  • 月額・初期費用はいくらか?
  • 配線はどうなる?

など、加入前に知っておきたい事も多いですよね。この記事では、ドコモ光テレビオプションの加入を検討する上で知っておくべき4項目をまとめています。

テレビオプションが自分に必要かどうか判別できる ので、確認してみてください。

通信業界10年以上、ドコモ光の元販売員でスタッフ研修担当をしていた私が解説します。

①見れるチャンネル

  • 地デジ
  • BS
  • CS

テレビ放送を大きく分けるとこの3つですが、何が見れるのかを把握する必要があります。

結論、ドコモ光テレビオプションでは 地デジ・BSが視聴可能 となり、追加でスカパーに加入すればCS放送も視聴できるようになります。

パススルー対応

チューナー不要という意味で、テレビのリモコンでチャンネル変更が可能な視聴方法です。

地デジ・BSはパススルー対応となり、CSに関してはスカパープランによってチューナー接続が必要となります。

地デジ・BS

地域によって受信できる番組が違うので確認が必要となります。

主要のチャンネルは見れると考えて良いですが、特に地域ローカルのテレビチャンネルは注意が必要です。

確認方法

設備元のNTTフレッツテレビの公式サイトで確認が可能です。

CS放送

選ぶスカパーパックによって見れるチャンネルが変わり、4つのプランが存在します。

  • セレクト5
  • セレクト10
  • 基本プラン
  • 光パックHD

CSに関しては視聴できるテレビ台数が契約によって違う ので、合わせて確認しましょう。基本的には1台ごとに契約をしないと視聴ができません。

セレクト5・セレクト10・基本プラン

セレクトは青枠の中から、好きなチャンネルを5番組選ぶ、もしくは10番組選ぶかのチャンネル数の違いとなり、青枠全て見たいなら基本パックとなります。

※セレクト5・10は青枠の中でも、釣りビジョンと囲碁将棋チャンネルは対象外なので注意

この3つのプランのメリットは、地デジ・BS同様に、 CSもチューナーなしのパススルー方式 という事!一般的にCS放送はチューナー設置が必要となります。

基本プランは3台まで無料

2台目、3台目も追加料金なしでCSが見れる超コスパの良いプランです。相場で言うと1台追加ごとに2,000円でもおかしくないので、CS好きのテレビ複数台持ちには嬉しいプランです。

スポーツ系のCS等、カバーしきれていないCS番組もあるので、見たい番組がを確認して検討しましょう。

光パックHD

画像の黄色い枠で囲まれた番組(青枠含む)がみれるプランです。

最も番組数の多いパックプランとなり、特にスポーツ系のCS放送を見たい場合は光パックHDがおすすめです。

※東映チャンネル・チャンネル銀河・ディズニージュニアは枠内でも対象外

②テレビオプションの月額料金

ドコモ光に+825円で加入可能です。(地デジ・BS)

テレビ台数による違いはなく、 何台でも825円で視聴可能 です。

スカパー(CS)は更に追加料金

地デジ・BSだけでよければ加入する必要はありません。

スカパー基本料金429円+選んだサービス料金が必要となります。

CSプラン基本料金プラン料金合計
セレクト5429円1,980円2,409円
セレクト10429円2,860円3,289円
基本パック429円3,960円4,389円
光HDパック429円4,138円4,567円

テレビ1台ごとの料金となります。

基本パックに関しては3台分の料金となるので、複数台のテレビを見るならコスパが最高のプランです。

③工事内容とスケジュール

ドコモ光テレビオプションは、ドコモ光のネット工事とは別にテレビ設備の工事が必要となります。

工事は 作業員の作業に立ち会うだけで特にする事はない ですが、どんな工事をするのかは把握しておきましょう。

工事内容

テレビ台数によって工事内容が変わります。

テレビ台数1台

テレビ1台の場合は、ドコモ光のネット機器(ONU)からテレビ線で接続します。

家のテレビ配管には接続しないので、壁のテレビ穴(アンテナ線差込口)ではテレビ受信はできません。

2台目のテレビを今後買う予定などがあるなら、テレビ1台の工事はおすすめしません。

テレビ台数2台以上

テレビが2台以上の場合は、共聴工事となり家のテレビ配管を利用します。

ドコモ光のネット機器(ONU)の近くにある壁のテレビ穴(アンテナ線差込口)とテレビへ、分配機を使って接続します。

テレビオプションのメリットは、この共聴工事です。各部屋でテレビが視聴できる環境をアンテナ無しで整えましょう。

工事スケジュール

テレビオプションの工事は、ネット工事完了後に行います。

基本的には午前にネット、午後にテレビ工事が入ります。

ネット設備がベースとなるので、まずはドコモ光の工事日を決めましょう。

④初期費用(工事費)

必要な工事料金は、テレビ台数によって変動します。

工事内容料金
1台13,530円
2~4台28,160円
5台~ 追加1台ごと3,300円
ブースター設置すれば13,200円

上記の料金は、お住まいの状況次第で追加工事などの別途料金がかかる可能性もあります。

ブースターはテレビ電波が安定している場合は不要となますが、基本的には設置するつもりで想定しておきましょう。

テレビ2~4台(28,160円)+ブースター(13,200円)=41,360円+税となる方が多いです。

高額ではありますが、アンテナ新設よりは安いかなというレベルです。

スカパー(CS)を契約するなら実質無料

  • セレクト5・10
  • 新基本パック
  • 光パックHD

など、1,980円以上のスカパーパックに加入する場合は、工事費が実質無料特典が適応できます。

実質の意味に注意

厳密にいうと、ドコモ光テレビオプションの工事費内訳は4つあり

  • 基本工事費
  • テレビ接続料
  • テレビ視聴料
  • テレビオプション契約事務手数料

となります。ドコモ光工事費以外は全て無料となり、工事費に関しては3,000円請求が来ます。

ただ、CSパックの月額料金請求から3,300円分の割引が入るので、実質無料となります。

ブースターも無料対象となります!

ただし、無料のテレビ台数は3台までとなっており、4台目以降は追加料金が必要となります。

違約金

ドコモ光テレビオプションに違約金は不要です。

ただ、CSパックに加入し工事費実質無料を利用した方は、2年以内の解約で違約金が発生するので注意しましょう。

違約金は以下の通りです。

  • 23,430円…違約金
  • 13.200円…ブースターを設置した場合

ただ、ドコモ光と違い2年を過ぎると解約金は不要となる、自動更新ではないので安心です。

違約金を考えると、CSが不要な方にとっては初期費用を払った方がお得です。

工事費無料目的ではなく、CS放送のサービスが気になるのであれば工事費実質無料を活用しましょう。

実例のパターン

テレビオプションを含めた、ドコモ光の加入例を紹介していきます。

実際は細かい契約条件などで違いがありますが、一般的な例でお伝えします。

新規で加入する場合

 初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料(戸建て) 19,800円
  • テレビオプション手数料  0円
  • テレビオプション工事費 28,160円 

テレビは3台までの料金で、4台目以降は1台ごとに5,500円となります。

フレッツ光からの転用の場合

 初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料(戸建て) 0円
  • テレビオプション手数料  0円
  • テレビオプション工事費  0円

フレッツ光からは、設備を変えずに「転用」手続きが可能なので工事不要で手数料のみで加入が可能です。

SoftBank光からの事業者変更の場合

初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料(戸建て) 0円
  • テレビオプション手数料  0円
  • テレビオプション工事費  0円
  • SoftBank光解約金   10,450~16,500円

J:COMからの乗換えの場合

初期費用

  • ドコモ光加入手数料  3,300円
  • ドコモ光工事料(戸建て) 19,800円
  • テレビオプション手数料  0円
  • テレビオプション工事費  28,160円
  • J:COM解約金  約16,500円~22,000円

まとめ

ドコモ光でテレビオプションを利用する場合のイメージはできましたか?

まずは自宅のテレビ環境を把握して、テレビオプションが必要かどうかを判断すべきです。利用するのであれば、ネットとセットでお得に利用しましょう。

ドコモ光まとめはコチラ

ドコモ光に加入するのであれば、テレビオプション以外にも知っておくべき事がたくさんあります。ぜひまとめ記事を参考にしてみてください。

満足できるネット選びが成功する事を願います。