
NTTのフレッツ光クロスと契約するよりも、フレッツ光コラボの方がメリットを感じるケースが多いです。
光コラボの中でも「DTI光クロス」は、10ギガの速い通信状態のままお得に加入できます。
現在フレッツ光クロスを利用中なら、「転用」制度で工事をすることなく乗換えられます。

とは言っても実際の転用手順や注意すべき点、どの程度メリットがあるのか分かりづらいですよね。
本記事では元NTT光コラボ販売員で研修講師もしていた私が、DTI光クロスへの転用方法を丁寧に解説します。
手順通りに進めれば、プロに引けを取らないレベルでの転用が可能です。

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※優良代理店「NNコミュニケーションズ」の特典

そのような中でも、30,000円のキャッシュバックは大きい!
目次
DTI光クロス10ギガ 転用の流れ

DTI光クロスへの転用手順は大きく分けて9ステップです。
- オプション継続
- プロバイダ変更
- 転用承諾番号の発行
上記のように、人によっては注意点があります。加入までの解説で終わらせず、切替日のあとに行うべきことも網羅しました。
目次と各ステップはリンクしているので、必要になれば都度見返してみてください。

①DTI光クロス10ギガ サービス内容

最初にDTI光クロスについて理解することから始めましょう。
とはいえ、今加入しているフレッツ光が、プロバイダと併せてDTI光クロスに一元化されるだけです。サービス内容が大幅に変わることはありません。

それでも把握すべき項目があります。
- 月額
- 初期費用
- プロバイダ
- 契約ルール
- 問合せ先
順番に確認しましょう。
1.DTI光クロス10ギガ転用 月額

DTI光クロスの月額はマンション、戸建て問わず6,380円です。
プロバイダ料も含まれており、高速通信v6プラスを無制限で利用できます。

フレッツ光は回線に加え、プロバイダを別途契約する必要があります。
一方でDTI光クロス10ギガに転用することにより、プロバイダ込みでの管理が可能です。請求もまとまるので、管理の手間が減らせるでしょう。

フレッツ光の回線利用料に加え、プロバイダ料もチェックする必要があります。
2.DTI光クロス10ギガ転用 初期費用

DTI光クロスへ転用する際の初期費用は、事務手数料の3,300円のみです。フレッツ光の解約金や工事費が発生することはありません。
ただし工事残債があれば解約時にまとめて請求されます。基本的にプロバイダの解約金はありませんが、まれに解約金が発生する会社も存在します。

工事も実施しないため、工事費の心配も無用です。
3.DTI光クロス10ギガ転用 プロバイダ

DTI光クロスはプロバイダ込みの光コラボです。
利用するプロバイダはDTIとなります。

DTIは「v6プラス」という高速通信方式IPv6系サービスに対応しています。
NTTでは主流になっており、高速通信が見込める速いプロバイダとして評価されています。

すでにDTIのプロバイダを利用しているのであれば、そのまま継続しましょう。
継続利用となっても転用特典は受けられます。

4.DTI光クロス10ギガ転用 契約ルール

DTI光クロスは契約期間の縛りが無いため、解約金が発生することはありません。仮に解約することになってもコストを抑えられます。
ただし下記の点には注意が必要です。
- 開通月は解約手続き不可
- 開通月翌月での解約は、当月の利用料金が発生
5.DTI光クロス10ギガ転用に関する問合せ

DTI光クロスに転用すれば、問合せ先が一本化されます。光回線とプロバイダ、それぞれ連絡する必要はありません。
ただしDTIのショップは存在しないため、原則電話での問合せとなります。
0120-665-495
10:00〜19:00(年末年始を除く)
DTI光クロス10ギガ 転用まとめ

転用の前後でサービス内容が大きく変わることはありません。
一括管理で月額が安くなる可能性があり、キャッシュバック特典も受けられます。(2025年12月)

②フレッツ光 契約内容の確認

今の契約内容を確認して、転用するメリットがあるか判断できるようにしましょう。
メインはフレッツ光の基本料と、プロバイダ料の2つ。いずれも契約した時期や、物件設備により変動します。


1ギガから10ギガへ変更する際には、「品目変更」という工事が必要です。
DTI光クロス10ギガでは、工事費26,400円となり特典は適用できません。
しかしNTTフレッツ光ネクスト1ギガから、クロス10ギガにあらかじめ変更すれば、工事費は無料になる場合があります。
※更新2025年12月
工事費無料の有無に関して、上記リンクから確認しておきましょう。

もし契約しているプロバイダが分からない場合、自宅のフレッツ光回線で下記リンクにアクセスしてみてください。
どのプロバイダ会社を利用しているか把握できます。

その場合は請求書や支払履歴から確認しましょう。

画像の項目に沿って、NTT東日本・西日本に契約内容の確認連絡をしましょう。
基本料とセットで、オプション内容および金額も把握する必要があります。
特殊なオプションはDTI光クロスに引き継げない場合があるので、併せて聞いておきましょう。
利用していないオプションがあれば、あらかじめ解約すべきです。
転用の際にオプションは引き継がれるため、付けたままにしておく必要はありません。
0120-116116
午前9時~午後5時
(土日・年末年始12月29日~1月3日を除く)

中には外してしまうと困るオプションもあるので、その場合はいったん付けたままにしましょう。
DTI光クロス10ギガ 転用後のオプション
| フレッツ光OP名 | DTI光クロスOP名 |
|---|---|
| ひかり電話 | DTIひかり電話 基本プラン |
| 光電話エース | DTIひかり電話 こみプラン |
| ナンバーディスプレイ | 発信者電話番号表示 |
| ナンバーリクエスト | 発信者電話番号通知リクエスト |
| キャッチホン | 通話中着信 |
| ボイスワープ | 転送電話 |
| 迷惑電話おことわり | 迷惑電話お断り |
| 着信お知らせメール | 着信お知らせメール |
| 複数チャネル | ダブルチャネル |
| 追加番号 | マイナンバー |
| フレッツテレビ | DTI光テレビ |
| リモートサポート | DTI光あんしんリモートサポート |
フレッツ光からDTI光クロスに転用すると、オプション名が上記のように変わります。
とはいえサービス内容と月額は基本的に変わりません。


プロバイダも契約内容を確認する必要があります。フレッツ光とプロバイダは、全く別の商品だからです。
画像の「解約のルール」にあるIPoE(アイピーオーイー)は高速通信方式を指します。
IPoE通信の廃止タイミングはステップ⑥で役立ちます。プロバイダ解約後にどのくらいで廃止されるか聞いておきましょう。


フレッツ光との契約時における、主なプロバイダ料金の一例です。
プロバイダ会社は500社以上ありますが、相場はそこまで変わりません。

転用で一元化されるのはプロバイダの基本料だけ!
③転用承諾番号を発行

転用するためには「転用承諾番号」の発行が必要です。
フレッツ光の設備を引き続き利用するために欠かせない手続きです。
転用承諾番号を発行しても、DTIに伝えなければ状況は何も変わりません。
申込み前に発行しておけば手続きはスムーズです。ただし番号を取得したら、10日以内にDTI光クロス10ギガに申込まなくてはなりません。
一つ一つ丁寧に進めたい場合は、DTI光クロス申込後に番号を発行しても良いでしょう。


転用承諾番号の他にも確認が必要な項目があります。
画像の内容に沿って、オペレーターに聞いておきましょう。

④DTI光クロス10ギガ 転用申込み
※申込みのステップですが、本記事を一度最後まで読んで流れをつかんでいただくことをおすすめします。

DTI光クロスの申込みは「NNコミュニケーションズ」がお得です。今なら下記の特典を受けられます。(2025年12月)
・キャッシュバック30,000円
特典内容に加え、信頼できる実績が豊富にある点を評価しています。


特典内容は突然変わる可能性があるので、申込み時の情報は見落とさないように!
初月はフレッツ光が日割り、DTI光クロス10ギガが無料

フレッツ光は切替日まで日割りで請求されます。一方でDTI光クロスは初月無料です。
月初に切替日を設定すれば、フレッツ光からの請求金額は少なくなります。


現在フレッツ光と一緒に契約しているプロバイダは、基本的に月末までの請求です。
ただDTI光クロスが初月無料のため、切替日は月初に設定がお得です。約1,500円のプロバイダ料よりも、DTI光クロスの月額の方が大きいからです。

⑤Wi-Fiルーターの手配

DTI光クロス10ギガを利用するため、高速通信「v6プラス」対応のルーターを準備しましょう。設定情報を受け取り、初期設定するために必要です。
- NTTの10ギガ対応ルーターをレンタル
- 市販のルーターを購入
上記どちらかの方法で用意しましょう。
NTT10ギガ対応ルーターをレンタル

おすすめは月額550円でレンタルできるNTTのルーターです。
購入する場合は3万円前後かかりますが、レンタルであれば費用を安く抑えられます。

ご自身で購入
好みのルーターを使いたいのであれば、ご自身で購入しましょう。
上記記事にておすすめのルーターを紹介していますので、参考にしてください。

DTI光クロスを利用して気に入ってから購入するのもアリ。
⑥DTI光クロス10ギガへの転用切替日

切替日になったら、DTI光クロスに自動で転用されます。
工事は実施せず、NTT機器もこれまで利用していたものを継続して使います。
基本的に何もしないため、切り替わったか実感がわかないでしょう。しかし転用は完了しているので心配いりません。
転用できたとはいえ、実際は旧プロバイダの通信がまだ残っている状況です。
DTIプロバイダを設定するまでは切り替わることはありません。

次のステップでDTIプロバイダへの設定を行いましょう!
⑦DTIプロバイダ設定

NTT機器と「v6プラス」対応ルーターを接続することで、自動でプロバイダ設定が完了します。


DTI光クロスのIPv6を利用するために、旧プロバイダのIPv6を解約しましょう。
旧プロバイダの解約から廃止までの期間は、契約している会社によって異なります。廃止タイミングは、ステップ②で確認したおおまかな目安を参考にすると良いです。
旧プロバイダが廃止されても、DTIプロバイダのIPv6がすぐに使えるわけではありません。
廃止から約2日間待つ必要があります。

利用できない期間が生じる点は把握しておきましょう。

設定などで上手くいかない場合はサポートを利用しましょう。
0570-00-4741
10:00〜19:00(年末年始を除く)

手厚いサポートを求めるなら、「DTI光あんしんリモートサポート」の活用も選択肢に入ります。(月額550円)
有料オプションのため、サポートが不要になれば忘れず解約しましょう。

ルーターを新しくしたらWi-Fi設定を行いましょう。ただ、有線での利用を考えているなら不要です。
スマホやゲーム機など使用端末ごとに、ルーターのSSIDを選び暗号キーを入力しましょう。

>Wi-Fi設定方法
⑧解約手続き

DTI光クロス10ギガが開通したら、不要なサービスはすべて解約しましょう。
転用によりプロバイダが変われば、旧プロバイダは解約しなくてはなりません。
- フレッツ光のオプション
- プロバイダのオプション
- DTI光クロスの申込み時に付けたオプション
上記のように、DTI光クロスが使えるまで契約していたオプションもあるでしょう。併せて解約手続きを進めましょう。

大切なので解約は徹底してください!
⑨キャンペーンなどの申請

DTI光クロス10ギガのキャンペーンは、特別な申請は不要です。
当サイトがおすすめする「NNコミュニケーションズ」なら難しい申請をせずに、特典を適用できます。

有効期限は14日間なので、忘れないようにご注意を!
DTI光クロス10ギガ 転用手続き完了!
ここまで出来ればDTI光クロスの転用は完了です。
全ステップの中で、人によって多少違いがあるかもしれません。しかし再現性が高く、満足できる転用ができるはずです。


納得できればぜひ転用制度を活用して、DTI光クロスに加入してみてください!












